2008年04月07日

自動車離れから感じること

gyoさんのところの記事を読んでいて
http://ej7.seesaa.net/article/92287831.html
ふと感じたことを書きます。


去年あたりから、若い子の自動車離れについての話を
よく耳にします。

それは自動車について考える必要がないくらい、
アプローチしていく必要がないくらい
至れり尽くせりな車ばかりできていることが
原因だと思っています。


日本には今やそんな車しか売ってないですよね。
考えたり、行動したりしなくてもよくなったら
それはそこに在って、意識はそこには無いもの。

そうなれば自分の車がある必要なんて感じなくなると思います。


そんな状況を作ったのは
今日本でよく売れている車を作っている会社らだと思います。

あまりにも消費者のことを考えすぎて、
「車」を作っているというよりも

お客様のご要望どおりに作ったら
タイヤが4つついていて、キーをひねったら走りだす、
「車」という乗り物ができあがりました。
ここまで極端ではないにしろ、何かそういう感じまでしてしまいます。


日本がこのように消費者が何もしなくてもいいような
「完璧な車」を作っているとして、
海外はどうでしょう。

私はそうではないと思います。

やはり、あちらでは「完璧な機械」を作っているという感じでしょうか。


一つの例をとってみます。
今、燃費、CO2削減などいろいろと言われていますが、
日本ではハイブリッドが、海外ではダウンサイズエンジン+高伝達効率トランスミッションが流行です。

ハイブリッドは
人の操作から意思を読み取り、最適な走行状態を作り出します。
人はアクセルの強弱をつけ踏みこめば、それに自動車側が歩み寄ってきて、考えて、それを自らの出力に変えます。
雰囲気を伝え、それについて具体的に答えを出してくれて、
今度はそれに対して、
いや、もうちょっと強く とか
いや、強すぎ とか
そういうフィーリングのやりとりをしていくような感じがします。


では、海外の例としてTSI+DSGを例にすると
ポテンシャルの高い動力源と伝達機構が備えられていて
それを生かすも殺すもドライバー次第という状況です。
TSI+DSGの組み合わせの車両に何も考えず、適当に乗っていると
燃費はさほどいいわけではないようです(10Km/L切るくらい)。
しかし、一度、「エコドライブとは」をドライバーに教え、
それを実践すると1400kgを超える車重の車両を13km/Lで走らせることができるそうです。


結果的な燃費では、ハイブリッドのほうが良いかもしれませんが、
海外の例では、燃費では劣るが、付加価値がついてくるような気がします。
自分で感じて、考えて、行動し、車に合わせこんでいく。
そして、それが結果として返ってきて、
失敗すればまた考える。
うまくいけば、更に上を目指して考える。

このエコを意識するという行為を、自ら積極的に実践したという行為は
自動車の運転だけではなく、普段の生活の中でも生きてくるのではないでしょうか。


感じて、考えて、実践して、感じる。
このサイクルって少しずつだけれど
刺激的で無意識に楽しいことだと思います。


その刺激がなくなってしまったら
それからは離れていくのではないでしょうか。
脳は刺激を受けて、成長していくものですからね。
刺激受けないものからは、遠ざかってもかまわない。
そう無意識で感じているのかもしれません。


なんだかそれは寂しいですね。
どこにも意思がない感じで。

そんなところから自動車離れがおきているのかなと思います。

posted by キ at 23:34| ☀| Comment(6) | TrackBack(1) | 自動車一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメント、ありがとうございます!
さらに、インスパイア記事まで起こして
くださって、感謝です。

この件について考えると、寂しい気持ち
になってしまいますね。
これも、仕方の無い事・・・だけでは
終わらせたくないものです。

アフターパーツの業界にいる事も
あって、深刻だと感じます。

よくも悪くも日本的と言いますか・・・
個性を打ち消すクルマを作らないで欲しい
ものです。

個性を主張するワカイコが離れていくのも
納得です。

しかし、
Posted by gyo at 2008年04月08日 01:56
まちがえました(><)
しかし、でポチっとしてしまいました。
すいません。
よければ、編集機能で消しちゃってください(笑・焦)
Posted by gyo at 2008年04月08日 01:57
いえいえ。
gyoさんの記事があってこそ
初めて書けたものですから。
こちらこそ、ありがとうございます!
あのコンセプトカーを見て、
何かを感じられたってところが素晴らしいことだと思いました。
私にはそこまで繋げられませんでしたよ。



あれ?
なんかこれからが肝!って感じなんでもったいないですよ!w


じゃぁ、どうしていけばいいのか。
これを考えていかなければなりませんね〜
Posted by キ at 2008年04月08日 12:37
>これからがキモ
ぐは!
大して、大きな考えはなかったりして(笑)

どうして行けばいいんでしょうね〜
分からないし、選挙に似た、
自分ひとりが動いても・・なんて思って
へこたれてしまいそうです。

まったくクルマ好きが「居ない」って
ワケでもないんですがねえ。

せめて自分は諦めない事・・でしょうか?
Posted by gyo at 2008年04月09日 00:58
そうですね。
まずは自分から。

車じゃなくても
こだわること
ってのを伝えられればいいのかなって思います。
あとは自由意志で、好きなことやってもらって。
Posted by キ at 2008年04月09日 23:44
ロードスターに視線を送ってくる人には、
外人率(西洋、東洋関係なく)が高いっす。

日本人の場合、年配男性率9割ですが、
外人さんの場合、あまり年齢とか性別に関係ないみたいです。
Posted by 寅吉 at 2008年12月07日 20:32
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/92593796
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック

影響されるモノ。
Excerpt: トヨタのマーケティングは、やっぱり 上手いのか・・・ サイオンブランドの立ち上げから、 現在に至るまでを考えた時、ふと思った。 ブランドを作るって事が上手いと思う。 国内はまだ答えが出てないとして..
Weblog: The life without Avenue Street is not worth living.
Tracked: 2008-05-22 23:58
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。